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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/12/02 09:50,
提供元: フィスコ
日経平均は191円高でスタート、住友電工や三井住友などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;49494.58;+191.30TOPIX;3349.16;+10.83
[寄り付き概況]
2日の日経平均は191.30円高の49494.58円と反発して取引を開始した。前日1日の米国株式市場は大幅反落。ダウ平均は427.09ドル安の47289.33ドル、ナスダックは89.77ポイント安の23275.92で取引を終了した。暗号資産相場の下落や円キャリートレードの巻き戻しなどのリスクが警戒され、寄り付き後、下落。さらに、ISM製造業景況指数が予想外に悪化し、経済の成長減速懸念も重しとなった。その後も、ベネズエラを巡る地政学的リスクの上昇や、長期金利の上昇も嫌気された。
今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の日経平均が950円あまり下落したことから、自律反発狙いの買いが入りやすかった。また、昨晩まで進んだ円高・ドル安の動きが一服していることも株式市場で安心感となった。さらに、昨日の米株式市場で主要指数が下落する中、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の下落率が0.07%と、ダウ平均(0.90%下落)などと比べ下落率が小さく、東京市場で半導体関連株の株価の支えとなった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、海外市場で米長期金利が上昇したことも東京市場で株価を抑える要因となった。さらに、国内長期金利の上昇や、日銀の12月利上げに対する警戒感も投資家心理を慎重にさせたが、寄付き段階では買いが優勢だった。