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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/10/31 09:42,
提供元: フィスコ
日経平均は304円高でスタート、JTやソシオネクストなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;51629.80;+304.19TOPIX;3316.47;+15.68
[寄り付き概況]
 31日の日経平均は304.19円高の51629.80円と3日続伸して取引を開始した。前日30日の米国株式市場は下落。ダウ平均は109.88ドル安の47522.12ドル、ナスダックは377.33ポイント安の23581.14で取引を終了した。半導体エヌビディア(NVDA)やソーシャルメディア、フェイスブック(FB)を運営するメタ・プラットフォームズ(META)の下落が重しとなり、寄り付き後、下落。ダウは対中通商協議の進展が好感され一時上昇したものの政府機関閉鎖の長期化による経済への影響を懸念した売りにおされ失速し上げを消した。ナスダックは金利高も嫌気され、終日軟調に推移した。
 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したが、外為市場で1ドル=153円90銭台と、昨日15時30分頃と比べ90銭ほど円安・ドル高方向に振れたことが東京市場で輸出株などの株価の支えとなった。また、昨日の日経平均は小幅高にとどまったが、東証プライムの売買代金が初めて10兆円を超すなど、物色意欲が旺盛。さらに、主要企業の4-9月期決算発表が佳境となっており、好決算・好業績銘柄への物色意欲が株価下支え要因となった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.57%下落、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.53%下落と、ダウ平均(0.23%下落)と比べ下落率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価を抑える要因となった。また、東京市場は明日から3連休となることから、積極的な買いを手控える向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された9月の完全失業率(季節調整値)は2.6%となり前月比横ばいだった。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.5%だった。また、9月の有効求人倍率(季節調整値)は1.20倍で前月と同水準。QUICKがまとめた市場予想の中央値は1.20倍だった。同じく取引開始前に発表された10月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.8%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.6%上昇だった。さらに、9月の鉱工業生産指数(季節調整済み)速報値は前月比2.2%上昇だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同1.6%上昇だった。