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本書は、株式投資家である某哲也氏が、自信の育児経験をもとに、いかに子供に金融教育を施し「期待値」をベースにした投資思考を身に着けさせるかという壮大なテーマについて書かれた本だ。
タイトルにあるように、まずは子供が5歳のころからはじめ、小学生、中学生、高校生、大学、社会人と子供の成長に合わせ、どのようなアプローチで株式投資のイロハを身に着けさせていくかを、非常に具体的かつ丁寧に説明してくれており、大変ユニークな内容となっている。
例えば、おこづかいと株の連動や、ポイントを絞った四季報通読の挑戦、それをもとにした収益バリュー株の銘柄選択方法等、目から鱗が落ちるアイディアにあふれており、正直自分もこんなパパに育てられていたら、ずいぶん険しい投資の道をショートカットできたのではないかと思ってしまうほどだ。
そして本書と通読してみた一番の感想は、本書は決して子供への投資教育にとどまらないということだ。配当性向やROE、グロースとバリュー、期待値、破産確率など株式投資における抑えるべき基本ポイントがしっかり網羅されており、これから投資を始めたいと考える初心者や、これから共有の財産を築こうとしている新婚夫婦、投資経験はないが老後資金が心配な夫婦等、投資の扉を開いてみたいと思いつつ、なにから取り掛かればいいかわからないという方に、特におすすめだと思う。
まずはまっさらな気持ちで、本書のメソッドを段階を踏んで進んでいくことをお勧めしたいと思う。
ユーノ 投資歴10年超
子供の成長に合わせながら親も一緒に学ぶ本と言うコンセプトがとても良い。
四季報の読み方についてもまず三つのポイントだけチェックさせて選ばせる。
中学生になったらチェックするポイントを増やし、考え方も伝える。
高校まで行うと収益バリューについてほぼ理解できるようになっており、 大人でも理解できるようになっていて初心者にもできそうと感じさせる。
それでいて長期的に利益可能な手法について解説されており学びもある。
自分は資産バリュー投資をやっており、参考になる部分が多かった。おすすめである。
kuni
投資歴(個別株21年、インデックス運用8年)
日本ではずっと「貯蓄」が美徳とされ、証券投資はプロの世界と見なされてきたため、NISAが始まってからは別だが、子供のころから資産運用する人は極めて稀だったと思われる。
今思えば、欧米のように子供のころから親に「お金との付き合い方」を教育され、複利や物価、経済成長、企業業績等に関係する資産形成の知識や計算力を持っていれば、大人になったときにどんなにすばらしい財産が築けていただろうなと思う。
その意味では、この本は、著者の小学5年生の娘が実際に取り組んできた「子供にもできる投資の勉強法」が紹介されており、子供のころから中長期目線でのお金との付き合い方について早くから教育を受けることの大切さが良く分かる。
これから結婚されるカップルや子持ちの若いご夫婦に是非、お薦めしたい一冊だ。
炎のディーラー
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