|
|
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/12/16 18:54,
提供元: フィスコ
16日の香港市場概況:ハンセン指数は続落、約1カ月ぶり安値
*18:54JST 16日の香港市場概況:ハンセン指数は続落、約1カ月ぶり安値
16日の香港市場は続落。主要89銘柄で構成されるハンセン指数が前日比393.47ポイント(1.54%)安の25235.41ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が159.77ポイント(1.79%)安の8757.93ポイントで引けた。
ハンセン指数は約1カ月ぶりの安値水準を付けた。中国景気の先行きに対する懸念が再燃し、テクノロジー関連や金融株を中心に売りが膨らんだ。市場では中国本土の消費や投資の鈍化が企業業績を圧迫するとの見方が広がり、投資家心理が悪化。前日に続く軟調地合いとなった。為替の元安傾向も圧迫材料となり、全体として売りが優勢な展開が続いた。一方でエネルギーや素材関連の一角では下値を拾う動きが見られたが、指数全体の下落を相殺するには至らなかった。
ハンセン指数の構成銘柄では、テクノロジー関連株の下げが目立ち、アリババ(9988/HK)が2.96%安、シャオミ(1810/HK)が2.25%安、ネットイース(9999/HK)が2.59%安となった。中国本土の景気先行き不透明感が意識されるなか、電子商取引やソフトウェア関連銘柄に売りが広がった。消費低迷や広告収入の鈍化懸念が市場心理を冷やし、ハイテク業種全体へのリスク回避姿勢が強まった 。
金融株も軟調で、中国建設銀行(0939/HK)は2.12%安、中国工商銀行(1398/HK)が1.81%安、中国人寿保険(2628/HK)が4.13%安、平安保険(2318/HK)が2.07%安となった。国有大手を中心とする業績圧迫懸念や、利ざや縮小の思惑が売り材料視され、保険株も含めて全般に下押し圧力がかかった。その他、不動産関連や素材株でも一部に売りが波及した。
反面、上昇が目立ったのは生活消費関連や一部製造業銘柄。レノボ・グループ(0992/HK)とチャイナリソーシズ(0291/HK)はそろって1.05%高を付けた。個別材料や需給要因に支えられた形で、限定的ながら買い戻しの動きが入った。とはいえ、指数全体の地合いを覆すには至らず、相場全体では弱含みの展開が続いた。
《AK》
記事一覧
2025/12/30 12:35:四電工 Research Memo(5):2026年3月期中間期は大型案件の反動等で減収減益だが計画水準
2025/12/30 12:34:四電工 Research Memo(4):配電工事と電気・計装工事が拡大基調、四国電力グループ向けが安定収益源
2025/12/30 12:33:四電工 Research Memo(3):設備工事業を主力にリース事業や太陽光発電事業も展開
2025/12/30 12:32:四電工 Research Memo(2):四国エリアを地盤とする総合設備工事会社、首都圏や関西圏にも展開
2025/12/30 12:31:四電工 Research Memo(1):2026年3月期は前期の大型案件の反動減だが、2027年3月期は収益拡大見込み
2025/12/30 12:22:米株安と円高で軟調な展開
2025/12/30 12:22:米国株見通し:底堅いか、FOMC議事要旨を材料視
2025/12/30 12:19:日経平均は続落、米株安と円高で軟調な展開
2025/12/30 12:12:東京為替:ドル・円は小じっかり、ドル買い・円売りで
2025/12/30 12:08:エヌ・シー・エヌ Research Memo(8):配当性向は40%を基準とし、2026年3月期は年間31.0円配を計画
2025/12/30 12:07:エヌ・シー・エヌ Research Memo(7):2026年3月期は業績予想据え置き。SE構法の優位性を引き続き訴求
2025/12/30 12:06:エヌ・シー・エヌ Research Memo(6):2026年3月期中間期は子会社が損失計上も、業況はおおむね堅調
2025/12/30 12:05:エヌ・シー・エヌ Research Memo(5):構造設計を起点とした独自のサプライチェーンマネジメントが強み
2025/12/30 12:04:エヌ・シー・エヌ Research Memo(4):住宅の資産価値向上のため、省エネルギー計算サービス等を展開
2025/12/30 12:03:エヌ・シー・エヌ Research Memo(3):構造計算と同社独自のSE構法で耐震性を確立
2025/12/30 12:02:エヌ・シー・エヌ Research Memo(2):安心・安全な木構造の普及と資産価値の高い住宅提供を目指し、創業
2025/12/30 12:01:エヌ・シー・エヌ Research Memo(1):2026年3月期中間期は最終損失。通期は増収増益予想を据え置き
2025/12/30 11:51:東京為替:ドル・円は小動き、材料難で
2025/12/30 11:43:JMDC---上値抵抗の25日線を突破
2025/12/30 11:37:注目銘柄ダイジェスト(前場):養命酒、いつもなど
|