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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/04/24 10:03, 提供元: フィスコ 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は7営業日続伸、米中の貿易戦争への警戒感がやや後退している*10:03JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は7営業日続伸、米中の貿易戦争への警戒感がやや後退している【ブラジル】ボベスパ指数 132216.07 +1.34% 23日のブラジル株式市場は3日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1751.69ポイント高(+1.34%)の132216.07で引けた。日中の取引レンジは130,467.91-133,318.04となった。 買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。欧米など海外株の上昇が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、米中関係の改善に兆しがみられていることも支援材料。一方、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かりとなった。 【ロシア】MOEX指数 2943.23 -0.38% 23日のロシア株式市場は6日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比11.26ポイント安(-0.38%)の2943.23となった。日中の取引レンジは2,900.32-2,954.49となった。 終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや縮小させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。一方、米中関係に改善の兆しがみられていることが指数をサポートした。 【インド】SENSEX指数 80116.49 +0.65% 23日のインドSENSEX指数は7営業日続伸。前日比520.90ポイント高(+0.65%)の80116.49、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同161.70ポイント高(+0.67%)の24328.95で取引を終えた。 前半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。米中の貿易戦争への警戒感がやや後退していることが好感された。また、前日の欧米市場の上昇を受け、インド株も買いが先行。ほかに、世界の貿易戦争がインド経済への打撃が限定的だとの見方が支援材料となった。 【中国本土】上海総合指数 3296.36 -0.10% 23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.40ポイント安(-0.10%)の3296.36ポイントと3日ぶりに反落した。 売り圧力が意識される流れ。このところの急ピッチな上昇で、上海総合指数は約3週ぶりの高値水準を回復していた。中国景気の先行き不安もくすぶる。国際通貨基金(IMF)が22日公表した世界経済見通し(WEO)では、中国の25年成長率予想が前回の4.6%から今回4.0%に引き下げられた。ただ、下値は限定的。指数は小高く推移する場面もみられている。中国の政策に対する期待感が続いたほか、米中対立の過度な警戒感が薄らいだこともプラスだ。トランプ米大統領は22日、中国との通商交渉で「強硬な態度は取らない」と述べ、追加関税を大幅に引き下げる可能性を示唆した。 《CS》 記事一覧 |