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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/02/19 17:47,
提供元: フィスコ
19日の中国本土市場概況:上海総合0.8%高で反発、科創板は2.3%上昇
*17:47JST 19日の中国本土市場概況:上海総合0.8%高で反発、科創板は2.3%上昇
19日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比27.05ポイント(0.81%)高の3351.54ポイントと反発した。
中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ。当局は民営企業の支援スタンスを鮮明化している。国家発展改革委員会の鄭備・副主任は18日、民間企業が直面する課題に対処する政策がこれから実施されると述べた。また、習近平・国家主席が17日、民営企業の創業者や経営トップとの座談会を開催したことに関しては、UBSが最新リポートで、今回の会議はテック産業と民間部門が今後の経済成長をけん引する重要な役割を果たすことを示していると指摘している。足元ではアナリストが相次いで、中国株マーケットの強気論を展開する状況だ。対米ドルの人民元安などを嫌気し、朝方は弱含む場面がみられたものの、指数は程なくプラスに転じている。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、ハイテク関連の上げが目立つ。半導体デバイスの上海韋爾半導体(603501/SH)がストップ(10.0%)高、半導体製造装置の瑞芯微(603893/SH)が6.3%高、通信機器・IC設計の上海貝嶺(600171/SH)が5.0%高、フラッシュメモリー中国大手の北京兆易創新科技(603986/SH)が3.3%高で取引を終えた。上海韋爾半導体の代表は、主席が主催した座談会に出席している・ハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」では、主要50銘柄で構成される「上証科創板50成分指数(Star50)」が2.3%高と他の主要指数をアウトパフォームした。
証券株もしっかり。信達証券(601059/SH)が6.9%、中国銀河証券(601881/SH)が3.8%、中国国際金融(601995/SH)が3.4%、首創証券(601136/SH)が1.9%、中信証券(600030/SH)が1.6%ずつ上昇した。消費関連株、不動産株、医薬株、インフラ関連株、素材株なども買われている。
半面、石炭・石油株はさえない。陝西煤業(601225/SH)が1.6%安、中国中煤能源(601898/SH)と中国神華能源(601088/SH)がそろって1.4%安、中国石油化工(600028/SH)が1.5%安、中国石油天然気(601857/SH)が1.1%安で引けた。公益株、銀行・保険株、運輸株も売られている。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.70ポイント(0.64%)高の265.56ポイント、深センB株指数が6.74ポイント(0.55%)高の1223.95ポイントで終了した。
亜州リサーチ(株)
《AK》
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