携帯版 トレーダーズショップへようこそ。 国内送料無料 info@tradersshop.com
題名で    お買い物かごを見る   ご注文状況    ご利用方法  FAQ
このページの携帯版

新着 7月25日更新

■投資戦術

短期売買 デイトレード
スイングトレード
スキャルピング
システム売買
テクニカル
エリオット波動
フィボナッチ
一目均衡表
酒田五法
トレンドフォロー
逆張り
アノマリー 裁量
ファンダメンタル
成長株 決算書 FAI
サヤ取り 資金管理
心理 行動心理学
危機 占星術 格言

■対象市場・商品

オプション 225先物
FX (為替) CFD
商品先物 ゴールド
中国株 海外投資
不動産投資
ポーカー

■人物

相場師朗 石原順
岩本祐介 たけぞう
日経OP売坊
結喜たろう
W・バフェット
W・D・ギャン
B・グレアム
R・A・メリマン
W・J・オニール
ジム・ロジャーズ
ラリー・ウィリアムズ

■製品・サービス

カレンダー
セミナー DVD CD
メタトレーダー (MT4)
ソフトウェア レポート
雑誌 定期購読
小説・読み物
漫画 ゲーム 場帳
オーディオブック
 聞くには
アウトレット 9割引

■その他

新着 初心者向き
信用取引
金融工学
他店で入手困難
ブルベアグッズ

トップページ
電子メール
事務所のご案内
法定表示等
a@panrolling.com

フィスコ投資ニュース

配信日時: 2025/07/24 11:05, 提供元: フィスコ

テリロジーHD Research Memo(5):企業理念を実践するための事業バリューチェーンを構築

*11:05JST テリロジーHD Research Memo(5):企業理念を実践するための事業バリューチェーンを構築
■テリロジーホールディングス<5133>の事業概要

5. 特徴・強み
同社グループの特徴・強みとしては、創業以来30年以上に及ぶ豊富な実績とノウハウの蓄積、時代の流れを的確に捉える市場対応力、海外新興IT先端企業を発掘する目利き力、輸入技術と同社グループ独自技術を組み合わせたソリューション力などが挙げられる。

(a) 「顧客重視」の企業理念を実践するための事業バリューチェーンを構築
同社グループのビジネスモデルの特徴・強みの1つとして、「顧客重視」の企業理念を実践するために必要なバリューチェーンを構築していることがある。「常にお客様のニーズに対応」するためのプロセス(技術・製品の調査・発掘など)と、「お客様の満足を実現する」ためのプロセス(複数製品を組み合わせたソリューション提案や保守体制整備など)を核に据えた事業バリューチェーンであり、各プロセスにおいてパートナーリング戦略も活用している。

企業理念に裏打ちされたビジネスモデル/バリューチェーンを構築するためには、企業理念をベースに同社グループのミッション(使命)とビジョン(将来像)を定め、それらを実現するためのアクションプラン(手段・計画)に落とし込む必要がある。具体的なアクションプランは、(1) シリコンバレーやイスラエルの先進・先端技術動向に関する継続的な調査・発掘活動、(2) 発掘した技術と日本市場及び顧客が抱える課題との適合性の継続的な調査・照会・検証活動、(3) 市場導入のための複数技術の組み合わせや適合化開発アレンジによるソリューションへの発展、(4) デリバリー・サポート体制の構築、(5) 価値ある提案営業教育、(6) 新市場の創造活動である。

(b) 「目利き力と市場対応力」がコアコンピタンス
企業理念を実践する事業バリューチェーンのベースにあるのは、(1) 目利き力と市場対応力(先進・先端技術を発掘する目利き力と、それを市場化して顧客に提供するカルチャライズ力)、(2) ソリューションラインナップ(ネットワーク基盤からエンドポイントまで、あらゆる利用シーンをカバーする多様なセキュリティ&セーフティ・ソリューションのラインナップ)、(3) サービス提供の多様性(先進技術製品取り扱い、保守、同社グループ開発ソフトウェア商材、サービス化まで、プロダクトミックス対応による柔軟な商品提供形態)、(4) 実績に裏打ちされた技術力(創業以来30年超にわたる顧客本位をベースにした安定した実績ある技術力)、(5) グローバル対応力(成長著しいアジア新興市場にも展開するグローバル市場対応力)などである。海外企業の注目すべき技術トレンド・最先端技術を明確に捉えて導入・普及させる「目利き力と市場対応力」がコアコンピタンスとなっている。

(c) 「目利き力」を示す事例
同社グループの「目利き力」を示す事例として、ブロードバンド領域における米国Wellfleetと米国Infoblox、セキュリティ分野における米国TippingPoint(現 トレンドマイクロ)、ベルギーOneSpan(旧 VASCO Data Security))、米国Lastline(2020年に米国のVMware(VMW)が買収)などがある。

テリロジーの企業向けIPネットワーク事業は1990年に米国Wellfleetと代理店契約を締結し、IPネットワーク構築における主力製品の1つであるルータの提供を開始したことに始まる。Wellfleetは1986年創業で、業界最大手だった米国Cisco Systems(CSCO)に対抗するため業界2番手のカナダNortel Networksが1998年に買収に踏み切った企業であり、1990年時点でWellfleetを見出したことは同社グループの「目利き力」を示す好例である。ブロードバンド領域では1999年にADSL接続ソフトウェアの提供を開始し、その後1,000万超のユーザーに展開するヒット製品に育ち、大手通信会社向けビジネスの橋頭堡となった。また米国Redback Networksと代理店契約を締結し、ブロードバンドアクセスサーバなどの導入を通じて電力会社各社のFTTH網構築にも貢献した。モバイル関連としては、2003年に日本初の代理店契約を締結した米国Infoblox製のDNS/DHCPサーバが、現在では国内の多くのIT企業が取り扱うデファクトスタンダードの地位を占めている。

セキュリティ分野では、2004年に米国TippingPointと日本国内総販売代理店契約を締結したことを皮切りに、2007年にベルギーOneSpan(旧 VASCO Data Security)、2012年に米国Lastline、2018年に米国Nozomi Networksと販売代理店契約を締結し、幅広いソリューション提供を実現している。米国TippingPointはIPS(不正侵入防止システム)を得意とする企業で2015年にトレンドマイクロが買収したが、テリロジーは2004年にTippingPointと日本国内総販売代理店契約を結び、実績を積み上げてきたことから、現在もトレンドマイクロから信頼されるビジネスパートナーである。ベルギーOneSpanについては、2007年にテリロジーが日本で初めてOneSpanのワンタイムパスワード技術の取り扱いを開始して以来、日本のメガバンクに揃って採用されるなどインターネットバンキングに不可欠な技術となっている。米国Lastlineの標的攻撃対策クラウドサービスの導入も、近年の標的型メール攻撃の増加を見越した同社グループの「目利き力」を示す好例である。また2020年3月にはテリロジーが、ネットワーク仮想環境やサイバーセキュリティソリューションの領域でグローバルリーダーの一角を占めるイスラエルRadwareとディストリビューター契約を締結した。

(d) 事業パートナーから評価される「市場対応力」
同社グループが海外の新興企業から評価される理由としては、創業以来磨き上げてきた「市場対応力」がある。テリロジーは商材開発(輸入技術と独自技術の組み合わせ)から、保守(テリロジーによる問題の振り分けと業務委託によるメンテナンス作業)や、販売(直販と代理店網の活用)に至るバリューチェーン全体でパートナーリング戦略を積極活用しているため、有力な顧客に評価され、優れた顧客基盤(大手企業を中心に300社以上)を構築してきた。このように、輸入技術と独自技術を組み合わせて顧客満足度が高いソリューションへと発展させる力、M&A・アライアンス戦略も駆使してミッシングパーツを充足させる力を「市場対応力」の源泉としている。


技術革新への対応を強化

6. リスク要因・収益特性と対策・課題
同社グループにおけるリスク要因としては技術革新への対応遅れ、市場競合の激化、人材確保、為替変動などがある。このうち技術革新への対応については、継続的に海外を含めた最新技術の情報収集や最新技術を有する企業の発掘に努めている。業績は、海外メーカーからの輸入で外貨建ての仕入(ライセンス料)比率が高いため、為替変動の影響を受ける傾向が強い。この対策として同社グループは、為替予約や販売価格改定を含めた様々な施策を講ずることによりリスク低減を図っている。季節変動要因については、一般的にIT・情報サービス関連業界では顧客の検収時期の関係で売上が年度末に偏重する傾向があり、同社グループも中間期(7〜9月)及び第4四半期(1〜3月)に売上が偏重する傾向があったが、収益認識に関する会計基準等適用により、その傾向は緩和される見込みである。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)


《HN》

記事一覧

  • 2025/07/27 10:00:個人投資家・有限亭玉介:決算通過で動意もまだ先高感ありと見る銘柄は要チェック【FISCOソーシャルレポーター】
  • 2025/07/27 09:00:「戦勝国」の歴史的株高【フィスコ・コラム】
  • 2025/07/26 17:00:株ブロガー・さなさえ:日米交渉の合意で株価急騰!注目のテーマ株と個別株を狙ってます♪【FISCOソーシャルレポーター】
  • 2025/07/26 15:59:来週の相場で注目すべき3つのポイント:米FOMC、日銀金融政策決定会合、米雇用統計
  • 2025/07/26 14:19:国内外の注目経済指標:日米の政策金利は据え置き予想
  • 2025/07/26 14:18:為替週間見通し:ドルは底堅い値動きか、日米中銀の政策金利据え置きで
  • 2025/07/26 14:15:新興市場見通し:決算など個別の材料を手掛かりとした選別物色が続く見通し
  • 2025/07/26 14:12:米国株式市場見通し:EUとの通商交渉の行方、FOMCなど注目材料多い
  • 2025/07/26 14:10:国内株式市場見通し:日米金融政策会合、国内外主要企業の決算発表、国内政局など注目イベント多い
  • 2025/07/26 14:01:国内株式市場見通し:日米金融政策会合、国内外主要企業の決算発表、国内政局など注目イベント多い
  • 2025/07/26 13:59:新興市場見通し:決算など個別の材料を手掛かりとした選別物色が続く見通し
  • 2025/07/26 13:58:米国株式市場見通し:EUとの通商交渉の行方、FOMCなど注目材料多い
  • 2025/07/26 13:56:英ポンド週間見通し:下げ渋りか、日英金利差の段階的な縮小観測は後退
  • 2025/07/26 13:52:豪ドル週間見通し:もみ合いか、豪追加利下げの可能性残る
  • 2025/07/26 13:50:ユーロ週間見通し:底堅い値動きか、欧米貿易協議合意への期待残る
  • 2025/07/26 13:49:為替週間見通し:ドルは底堅い値動きか、日米中銀の政策金利据え置きで
  • 2025/07/26 13:47:国内外の注目経済指標:日米の政策金利は据え置き予想
  • 2025/07/26 10:00:個人投資家・有限亭玉介:【注目の個別株】個人投資家が活発化する決算期には押し目買い戦略【FISCOソーシャルレポーター】
  • 2025/07/26 08:08:ADR日本株ランキング〜アドバンテストなど全般売り優勢、シカゴは大阪比10円高の41370円〜
  • 2025/07/26 08:02:25日の米国市場ダイジェスト:NYダウは208ドル高、関税懸念が緩和
  • ■投資ニュース

  • 2025/07/27 10:00:個人投資家・有限亭玉介:決算通過で動意もまだ先高感ありと見る銘柄は要チェック【FISCOソーシャルレポーター】
  • 「Python」ランキング (7/25更新)

    バックナンバー

    システム検証DIYプロジェクト【第2版】

    1. システム検証DIYプロジェクト【第2版】
    2. 月次情報で“伸びる前”に買う割安成長株投資入門
    3. アルゴリズムトレードの道具箱
    4. Python3ではじめるシステムトレード【第2版】
    5. Pythonでできる!株価データ分析


    ■特集

    総合ランキング
    DVDランキング
    オススメの一冊
    無料メールマガジン
    読者の御意見
    用語解説
    投資のススメ
    著者の投資コラム 携帯待受画面
    シカゴ絵日記

    カタログ: PDF (24MB) Updated!
    紙のカタログ請求

    提携プログラム
     ウェブサイト、ブログを
      お持ちの方、紹介料率
      最大20%!


    オーディオブック無料視聴

    Podcast RSS配信

    ポッドキャスティングの受信ソフトにこのバナーのアドレスを登録すると、新しいオーディオブックが更新された時に自動でダウンロードされ、より便利にお楽しみいただけます。このアイコンをiTunesにドラッグ&ドロップすると自動的に登録されます。