携帯版 トレーダーズショップへようこそ。 国内送料無料 info@tradersshop.com
題名で    お買い物かごを見る   ご注文状況    ご利用方法  FAQ
このページの携帯版

新着 3月17日更新

■投資戦術

短期売買 デイトレード
スイングトレード
スキャルピング
システム売買
テクニカル
エリオット波動
フィボナッチ
一目均衡表
酒田五法
トレンドフォロー
逆張り
アノマリー 裁量
ファンダメンタル
成長株 決算書 FAI
サヤ取り 資金管理
心理 行動心理学
危機 占星術 格言

■対象市場・商品

オプション 225先物
FX (為替) CFD
商品先物 ゴールド
中国株 海外投資
不動産投資
ポーカー

■人物

相場師朗 石原順
岩本祐介 たけぞう
日経OP売坊
結喜たろう
W・バフェット
W・D・ギャン
B・グレアム
R・A・メリマン
W・J・オニール
ジム・ロジャーズ
ラリー・ウィリアムズ

■製品・サービス

カレンダー New!
セミナー DVD CD
メタトレーダー (MT4)
ソフトウェア レポート
雑誌 定期購読
小説・読み物
漫画 ゲーム 場帳
オーディオブック
 聞くには
アウトレット 9割引

■その他

新着 初心者向き
信用取引
金融工学
他店で入手困難
ブルベアグッズ

トップページ
電子メール
事務所のご案内
法定表示等
a@panrolling.com

フィスコ投資ニュース

配信日時: 2025/03/19 15:20, 提供元: フィスコ

新田ゼラチン:ゼラチン国内シェアNo.1メーカーで海外売上5割超え、PBR1倍以下でアップサイド余地残る

*15:20JST 新田ゼラチン:ゼラチン国内シェアNo.1メーカーで海外売上5割超え、PBR1倍以下でアップサイド余地残る
新田ゼラチン<4977>は、ゼラチン国内シェアNo.1メーカー。ゼラチンは、ゼリーの素のほかにグミや食品売り場のお惣菜、医薬品・健康食品のカプセル等にも使われており、また、ゼラチンから生産されるコラーゲンペプチドは、美容・健康分野で注目の素材である。近年では医療用ゼラチン・コラーゲンの研究も進んでおり人工骨等に実用化されている。同社の事業を製品区分別に見ると、グミ・ソフトキャンディー用・カプセル用・業務用などで活用されるゼラチン(2025年3月期第3四半期売上構成比73.8%)、健康食品用・美容サプリメント用などに活用されるコラーゲンペプチド(同17.4%)、デザート用ゲル化剤や食肉加工品用安定剤を提供する食品材料(同8.0%)、人工骨・人工皮膚や細胞培養用・再生医療用のコラーゲン・ゼラチンを提供するバイオメディカル(同0.8%)、と4つに分かれている。顧客も食品メーカーだけでなく、カプセルメーカー、健康食品メーカー、医療機器メーカーなど多岐に渡っている。

同社は、ゼラチン・コラーゲンペプチド市場で高いシェアを獲得しており、ゼラチン販売量シェア56%*でトップ、コラーゲンペプチド販売量シェア24%*で国内2位となっている。高品質かつ「安心・安全」な原料を直接調達して国内で一貫生産しており、様々な用途に対して長年蓄積してきた技術力で高い品質を実現できている。また、製造部門・販売部門の緊密な連携による安定供給と顧客要望への対応力が評価されているようだ。2024年10月時点で特許保有数78件と業界1位で、高い技術開発力と蓄積された豊富なデータを保有。さらに、海外売上比率50%超のグローバルカンパニーで、2024年3月期時点の地域別売上構成比は、日本48%、北米29%、インド14%、アジア8%、その他1%となっている。日本基準の高品質な製品を世界へ提供しており、コスト競争力の高いインドでの生産能力を拡大させることで将来に向けた収益力強化を進める。(*2023年度 日本ゼラチン・コラーゲン工業組合調べ)

2025年3月期第3四半期累計の売上高は前年同期比1.4%減の29,646百万円、営業利益が同2.1倍の3,193万円で着地した。主力のゼラチンは、2024年1月のニッタゼラチンユーエスエーInc.(以下、NGU)の生産停止影響により減収となったものの、日本でのグミキャンディー用・ソフトカプセル用・写真用等は引き続き好調なほか、北米ではソフトカプセル向け牛骨ゼラチンが伸長したようだ。コラーゲンペプチドは、日本は顧客商品の販売減により減収、北米では新規拡販により数量拡大してインド・アジア市場は引き続き好調だった。総じて、NGU生産停止影響を除くと各製品区分とも順調に推移し、収益性改善と販売好調により高い利益水準を維持している。

好調な業績推移と特別利益の発生を踏まえて通期予想を上方修正しており、売上高で前期比3.5%減の39,000百万円(従来計画39,000百万円)、営業利益で同2.1倍の3,900百万円(同3,600百万円)を見込んでいる。また、年間配当予想を前回予想から2.0円の増配となる20.0円に引き上げている(配当利回り2.42%)。

同社は中期経営計画を開示しており、2027年3月期に売上高430億円、営業利益35億円を掲げている。本中計は2030年ビジョンの達成に向けて高収益企業への転換と持続的な成長を実現するための一歩となる。各事業の収益性・効率性の課題に取り組んでおり、NGU生産停止は施策の一環で、コスト競争力の高いインド拠点の生産能力を拡大させていく。国内ではコロナ禍以降、グミ市場が大きく拡大しており、食品用途でゼラチンを一番多く使っているのは「グミ」となる。グミ市場は今後も堅調な成長が見込まれるため、国内では生産量の増加とともに底堅い成長を続けよう。海外では、同社のインド売上が10年間で約1.5倍となっており、今後も海外での成長ドライバーはインドとなるほか、成長著しいアジア・オセアニアでコラーゲンペプチドのブランディング戦略を強化する。また、食品材料の製造販売拠点であるニッタゼラチンベトナムCo.,Ltdを起点とした各国の代理店との協働による拡販にも取り組む。さらに、ゼラチン・コラーゲンは先端医療分野での活躍も期待できる。2025年3月期2Qから始まった海外医用材料メーカーへの拡販をはじめ、同社は世界初「コラーゲン人工腱」の実用化に向けて新たな医療への貢献を目指した研究開発に注力する。

株主還元では、配当方針としてDOE(株主資本配当率)1.5%以上の水準を安定的に確保したうえで中計最終年度において2.0%以上に引き上げることを目指す。株主優待は、従前より同社が通信販売で扱っている商品を進呈してきたが、同社コラーゲンペプチドの良さを実感してもらうため、2025年3月期末より、人気の「コラゲネイド」シリーズにグレードアップするという。金額面でも、保有株式数100株以上・継続保有期間3年未満の場合、従来の1,000円相当から3,000円相当に見直しており、これまでより優待利回りも改善する。そのほか、収益力及びキャッシュ創出力を抜本的に強化する中で、PBRは0.7倍台で1倍を下回っている。ROEは、NGU閉鎖により大幅に改善する見込みだが、更なる改善を目指す。PERも業界平均値を下回っており改善施策に取り組んでいる。2030年3月期売上高500億円、営業利益50億円を掲げるなか、バリュエーションがPBR1倍水準に戻るだけでも株価のアップサイド余地が残る同社の今後の動向に注目しておきたい。




《HM》

記事一覧

  • 2025/03/20 10:15:東京為替:上値の重さは払しょくされず、ドル・円は148円25銭まで値下がり
  • 2025/03/20 09:27:東京為替:ドル・円は148円35銭まで弱含み
  • 2025/03/20 08:32:19日の米国市場ダイジェスト:NYダウは383ドル高、FRBの量的引き締め減速計画を好感
  • 2025/03/20 08:31:ADR日本株ランキング〜三井住友FGなど全般やや買い優勢、シカゴは大阪比125円高の37625円〜
  • 2025/03/20 07:39:米国株式市場は反発、FRBの量的引き締め減速計画を好感(19日)
  • 2025/03/20 07:34:19日のNY市場は反発
  • 2025/03/20 07:32:前日に動いた銘柄 part2 JX金属、サトウ食品、ディーエムエスなど
  • 2025/03/20 07:15:前日に動いた銘柄 part1 ミガロHD、グッドパッチ、新電元工業など
  • 2025/03/20 06:33:NY為替:米成長率見通し引き下げでドル買い弱まる
  • 2025/03/20 06:30:今日の注目スケジュール:英失業率、英中央銀行が政策金利発表、米中古住宅販売件数など
  • 2025/03/20 06:04:NY株式:NYダウは383ドル高、FRBの量的引き締め減速計画を好感(訂正)
  • 2025/03/20 05:49:NY株式:NYダウは383ドル高、FRBの量的引き締め減速計画を好感
  • 2025/03/20 04:23:3月19日のNY為替概況
  • 2025/03/20 03:55:【市場反応】FRBは予想通り政策金利据え置き、成長見通し引き下げでドル売り優勢
  • 2025/03/20 01:35:[通貨オプション]R/R、円コール買い後退
  • 2025/03/20 00:10:BTC反発、200DMA試す、金融資産市場が改善【フィスコ・暗号資産速報】
  • 2025/03/20 00:13:NY外為:BTC反発、200DMA試す、金融資産市場が改善
  • 2025/03/19 23:24:NY外為:ドル・円再び150円台、ドル続伸、米長期金利上昇
  • 2025/03/19 22:14:NY外為:ドル反発、FOMCは政策据え置き見通し
  • 2025/03/19 20:01:欧州為替:ドル・円は小動き、米政策決定控え様子見
  • ■投資ニュース

  • 2025/03/20 10:15:東京為替:上値の重さは払しょくされず、ドル・円は148円25銭まで値下がり
  • リスク限定!「オプション取引」 (3/10更新)

    バックナンバー

    OP売坊戦略コース 2025年4月開講

    1. OP売坊戦略コース 2025年4月開講
    2. オプションボラティリティ売買入門
    3. チャートギャラリー プロ
    4. PineScriptだからできる 自由自在の「高機能」チャート分析
    5. マーケットのテクニカル分析


    ■特集

    総合ランキング
    DVDランキング
    オススメの一冊
    無料メールマガジン
    読者の御意見
    用語解説
    投資のススメ
    著者の投資コラム 携帯待受画面
    シカゴ絵日記

    カタログ: PDF (24MB) Updated!
    紙のカタログ請求

    提携プログラム
     ウェブサイト、ブログを
      お持ちの方、紹介料率
      最大20%!


    オーディオブック無料視聴

    Podcast RSS配信

    ポッドキャスティングの受信ソフトにこのバナーのアドレスを登録すると、新しいオーディオブックが更新された時に自動でダウンロードされ、より便利にお楽しみいただけます。このアイコンをiTunesにドラッグ&ドロップすると自動的に登録されます。