|
|
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/12/26 16:50,
提供元: フィスコ
半導体・AI関連株への物色意欲は強い【クロージング】
*16:50JST 半導体・AI関連株への物色意欲は強い【クロージング】
26日の日経平均は続伸。342.60円高の50750.39円(出来高概算16億2000万株)で取引を終えた。欧米市場はクリスマスの祝日で休場となり手掛かり材料に乏しい状況だった。そのなかで、円安が進んだほか、12月期決算企業の権利取りを狙った動き、12月末基準で株式分割を実施する企業への買いがみられた。ただ、心理的な節目の51000円に接近すると、戻り待ちの売りなどが散見された。
東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり銘柄数が全体の過半数を占めた。セクター別では、その他製品、情報通信、海運、証券商品先物、小売など14業種が上昇。一方、非鉄金属、ガラス土石、建設、鉱業など19業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス<6857>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、イビデン<4062>が堅調だった半面、フジクラ<5803>、ファナック<6954>、住友電<5802>、信越化<4063>が軟調だった。
朝方発表された12月の東京都区部消費者物価指数(生鮮食品を除く総合指数、コアCPI)は、前年比2.3%上昇した。伸び率は11月の2.8%から鈍化し、市場予想(2.5%上昇)も下回った。これを受けて外為市場では、円売り・ドル買いがやや強まり、1ドル=156円50銭近辺まで円安が進んだ。輸出採算の改善を期待した買いが入ったほか、短期筋による先物買いも入り相場上昇を支えた。
25日は欧米の主要市場が休場で市場参加者は限られていたが、そのなかでも半導体関連株を中心に買われた。来年も人工知能(AI)関連株は相場の柱と見る向きは多く、改めて見直されているようだ。今年はあと2営業日残っているが、AI関連など指数寄与度の大きい銘柄への見直し買いが続けば、日経平均は51000円を超えて2025年を終える可能性が出てくるとの声も聞かれ、掉尾の一振に対する期待が高まっている。
《CS》
記事一覧
2025/12/31 05:00:12月30日のNY為替概況
2025/12/31 04:39:NY外為:ドル変わらず、12月FOMCでの利下げは僅差=議事録
2025/12/31 04:33:[通貨オプション]OP売り、年末・年始の祭日控え
2025/12/31 02:00:BTC反発、50DMAがレジスタンス【フィスコ・暗号資産速報】
2025/12/31 02:02:NY外為:BTC反発、50DMAがレジスタンス
2025/12/31 01:12:【市場反応】米12月ダラス連銀サービス業活動は予想程悪化せず、ドル続伸
2025/12/31 00:26:【市場反応】米12月シカゴPMIは予想以上に上昇、ドル続伸
2025/12/30 23:20:【市場反応】米・10月FHFA住宅価格指数/S&P20都市住宅価格指数は予想上回る、ドル買い
2025/12/30 19:18:日経平均は続落、米株安と地政学リスクに加え円高も重石に(訂正)
2025/12/30 19:16:欧州為替:米ドル売りがやや優勢に
2025/12/30 19:07:欧州為替:ユーロ・円はやや伸び悩み、183円台後半で上げ渋る
2025/12/30 18:15:30日の香港市場概況:ハンセン指数は反発、中国当局の産業支援策に期待
2025/12/30 18:15:日経平均テクニカル:続落、日足と月足ともに十字線
2025/12/30 18:06:30日の中国本土市場概況:上海総合は10日ぶり反落、方向感の乏しい展開
2025/12/30 18:05:欧州為替:ドル・円はもみ合い継続、ドルに底堅さ
2025/12/30 17:25:欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、日本の財政悪化懸念で根強い円売り
2025/12/30 17:18:東京為替:ドル・円は反落、午後は上昇分を削る
2025/12/30 17:06:日経平均寄与度ランキング(大引け)〜日経平均は続落、ソフトバンクGやアドバンテストが2銘柄で約106円分押し下げ
2025/12/30 16:43:東証グロ−ス指数は4日ぶり反落、積極的な買いは見送り
2025/12/30 16:35:日経VI:小幅に上昇、年末年始休暇中の海外市場動向も警戒
|