携帯版 |
![]() |
![]() |
|
フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/09/25 11:48, 提供元: フィスコ 注目銘柄ダイジェスト(前場):日精鉱、ハピネット、住友鉱など*11:48JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):日精鉱、ハピネット、住友鉱など日精鉱<5729>:13910円(+2420円) 大幅続伸。前日に業績・配当予想の上方修正を発表している。26年3月期営業利益は従来予想の33.8億円から53億円、前期比47.3%増にまで引き上げ。原料となっているアンチモン地金価格の上昇に伴う製品価格の上昇が主因となるもよう。販売数量も上振れているようだ。また、業績の上振れに伴い、年間配当金も従来計画の240円から340円、前期比140円増にまで引き上げている。 住友鉱<5713>:4707円(+378円) 大幅続伸。本日は資源関連株の上昇が目立ち、非鉄金属が業種別上昇率のトップになっている。鉱山大手フリーポート・マクモランがインドネシアの鉱山において泥流事故を受け操業停止に追い込まれている。これによる需給のひっ迫を受けて、今後の銅や金価格の上昇期待が思惑視されているもよう。前日のLME銅先物価格は3.6%の上昇に。なお、同社に関してはジェフリーズ証券の投資判断格上げなども観測されているもよう。 ハピネット<7552>:6870円(+710円) 大幅反発。前日に上半期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の58億円から84億円、前年同期比28.8%増に引き上げ。玩具事業ではBANDAI SPIRITSの「一番くじ」、ビデオゲーム事業では「Nintendo Switch 2」関連商品、アミューズメント事業ではカプセル玩具の販売などが伸長しているもよう。上振れ期待は高かったとみられるが、想定以上の上方修正と捉えられる。通期予想の上振れなども意識される形に。 オリオンビール<409A>: 本日プライム市場に新規上場、公開価格850円に対して買い気配スタートとなっている。公開価格に基づく予想配当利回りは4.7%と高水準であるほか、株主優待制度の実施も発表されており、個人投資家の関心は高い状況のもよう。また、海外機関投資家からの「関心の表明」なども確認されているようだ。前回のIPOから空白期間が長いこと、プライム直接上場としては公開規模が小さいことなども初値買い意欲を強めさせている。 パラベッド<7817>:3175円 カ - ストップ高買い気配。MBOの実施を発表している。創業家の資産運用会社の傘下であるTMKRが1株3530円でTOBを実施する。TOB価格は前日終値比で32%のプレミアムとなっており、TOB価格にサヤ寄せを目指す動きとなっている。中長期の視点で、売り切り型の事業モデルからサービスなど継続的に稼ぐビジネスモデルへの転換を図ることが目的。TOB期間は25日から11月17日までを予定。 Defコン<4833>:142円(-11円) 大幅続落。東京証券取引所(東証)が25日売買分から信用取引の臨時措置を解除した。規制は信用取引による新規の売付け及び買付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)としていた。日本証券金融(日証金)も貸借担保金率30%としていた増担保金徴収措置を解除した。ただ、株価に対する反応は限定的となっている。 ARアドバンスト<5578>:3290円(+55円) 続伸、年初来高値更新。24日の取引終了後に、株式分割および株主優待制度の変更を発表し、好材料視されている。25年11月30日(実質的には25年11月28日)を基準日として、同日最終の株主名簿に記載または記録された株主の所有する普通株式1株につき3株の割合をもって分割する。また併せて、株主優待制度について、分割後も現行制度の1単元以上での権利確定を維持することも発表した。 VIS<130A>:719円(+6円) 反発。東京慈恵会医科大学と抜本的な医薬品主作用の亢進と副作用の低減を目的とした共同研究の実施について合意し共同研究契約を締結したと発表し、好感されている。医薬品を標的臓器に効率よく投与することにより、主作用を最大化しながら副作用を最小限に抑えつつ、使用量を削減し、高い治療効果を維持できる新規治療法・薬剤投与法の開発を目的とする。期間は25年4月1日〜28年3月31日の3年間。すでに予備的な研究を開始しておりその研究成果を本件共同研究に活かすため、遡っての期間設定となっている。 《ST》 記事一覧 |