携帯版 |
![]() |
![]() |
|
フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/06/25 17:06, 提供元: フィスコ 東京為替:ドル・円は切り返し、値ごろ感で買戻し*17:06JST 東京為替:ドル・円は切り返し、値ごろ感で買戻し25日の東京市場でドル・円は切り返し。米連邦準備制度理事会(FRB)議長のハト派寄りの議会証言でドル売りが先行し、一時144円61銭まで下落。ただ、144円台は値ごろ感による買戻しで145円台に再浮上。午後もドル買いで145円37銭まで値を上げた。 ・ユーロ・円は168円15銭から168円70銭まで上昇。 ・ユーロ・ドルは1.1631ドルから1.1590ドルまで値を下げた。 ・日経平均株価:始値38,904.18円、高値38,944.77円、安値38,711.11円、終値38,942.07円(前日比151.51円高) ・17時時点:ドル・円145円30-40銭、ユーロ・円168円50-60銭 【要人発言】 ・6月日銀会合主な意見 「先行きの不確実性非常に高く、政策金利は当面現状維持が適当」 「現在の金利水準で緩和環境維持し、経済しっかり支えるべき」 「インフレの上振れ推移、金融緩和度合いの調整を果断に進めるべき局面も」 「物価やや上振れているとはいえ景気下振れリスク勘案し、現状維持が適当」 「国債買い入れ減額計画、財政への配慮では全くない」 「超長期ゾーンのボラ上昇、意図せざる引き締め効果が市場全体に及ぶ可能性」 「来年4月以降の減額幅縮小、政策スタンスの変化意味しない」 「国債買い入れ減額、最終的な着地点に向け26年度はより慎重でも良い」 「物価は上振れているが、賃金からサービス価格への波及には頭打ち感」 ・シュミッド米カンザスシティー連銀総裁 「政策については様子見の姿勢が適切」 「関税は物価を押し上げ、経済活動を抑制するだろう」 「経済の強さがあるため、FRBは利下げ前に状況を見極める時間がある」 「労働市場は良好な状態にある」 「FRBの二つの使命(雇用の最大化と物価安定)は今後対立する可能性が高い」 ・ラムスデン英中銀副総裁 「給与所得者の最新の源泉所得税データは、修正の可能性はある」 「民間部門の雇用者数が明らかに縮小局面にあることを示している」 ・田村日銀審議委員 「利上げの経済への影響はかつてに比べ大きく低下している」 「保有ETFの処分をすぐに行うことは考えていない」 「関税のハードデータへの影響は7月以降、駆け込みの反動など適切に評価」 「物価目標の実現時期、想定より前倒しになる可能性も十分ある」 「経済・物価の改善に応じて早すぎず遅すぎず、適時適切に政策金利引き上げ」 「現在の実質金利は極めて低い」 「目標実現の確度、物価上振れリスクが高まれば、不確実性でも果断に対応すべき」 「政策金利、0.5%に壁があるとは感じていない」 「米関税政策は経済・物価を下押しも27年度まで2%近傍の物価上昇続くと予想」 「企業の賃金・価格設定行動、以前の状況に戻っていくリスクは小さい」 「家賃や公共サービスを除くサービス価格、2%を超える伸びが続いている」 【経済指標】 ・NZ・5月貿易収支:+12.35億NZドル(4月:+14.26億NZドル→+12.85億NZドル) ・豪・5月消費者物価指数:前年比+2.1%(予想:+2.3%、4月:+2.4%) 《TY》 記事一覧 |