|
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/06/20 16:34,
提供元: フィスコ
様子見姿勢が強まるも押し目買い意欲は強い【クロージング】
*16:34JST 様子見姿勢が強まるも押し目買い意欲は強い【クロージング】
20日の日経平均は続落。85.11円安の38403.23円(出来高概算27億7000万株)で取引を終えた。売りが先行して始まったが、半導体関連株が堅調に推移するなかで切り返しており、前場中盤には38646.16円とプラスに転じる場面があった。しかし、イランの有力国会議員が外敵に対抗する手段の1つにホルムズ海峡封鎖を挙げたため、原油調達に懸念が出てくると警戒感が高まった。中東情勢が気掛かりななかで積極的な売買は手控えられ、方向感の定まらない展開だった。
東証プライム市場の騰落銘柄数は、値下がり銘柄が1100を超え、全体の7割近くを占めた。セクター別では、パルプ紙、海運の2業種を除く31業種が下落し、その他製品、保険、鉱業、水産農林の下げが目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>、TDK<6762>、レーザーテック<6920>>が堅調だった半面、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>、KDDI<9433>、ソニーG<6758>が軟調だった。
中東情勢の緊迫化を背景に前日の欧州市場が下落したため、東京市場も朝方は買い見送りムードが強まった。ただ、本日から月末までには6兆円を超える配当金の支払いが予定されているとされ、配当の再投資への思惑が相場を支えた。また、アドバンテスやディスコ<6146>といった値がさハイテク株が買われたこともセンチメントを明るくさせた。
中東情勢については、トランプ米大統領がイランから譲歩を引き出すために強硬な姿勢を示したのか、本気でイランの核施設などを攻撃する考えなのか予測がしづらいだけに、関連報道には引き続き注意が必要だろう。仮にイランが一段と強硬な姿勢に転じた場合には、金融市場などへのインパクトが大きくなると先行きを警戒する声も聞かれる。一方、ファンドなど機関投資家による配当再投資への思惑は相場を下支えすることになるだろう。
《CS》
記事一覧
2025/07/23 22:24:NY外為:ドル反発、米長期金利は上昇
2025/07/23 20:04:欧州為替:ドル・円は下げ一服、日中安値を意識
2025/07/23 19:25:欧州為替:ドル・円は軟調、下落基調続く
2025/07/23 19:01:プロパスト---東京都千代田区神田三崎町の販売用不動産を売却
2025/07/23 18:15:欧州為替:ドル・円は戻りが鈍い、146円台でもみ合い
2025/07/23 18:15:日経平均テクニカル: 3日ぶり急反発、パラボリック陽転
2025/07/23 18:00:23日の香港市場概況: ハンセン1.6%高で4日続伸、テック指数は2.5%上昇
2025/07/23 17:25:欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、日米合意と日本の政局流動化で
2025/07/23 17:15:東京為替:ドル・円は堅調、対米貿易や首相退陣報道めぐりもみ合い
2025/07/23 16:47:東証グロ−ス指数は大幅続伸、日米関税交渉合意で安心感
2025/07/23 16:43:23日の中国本土市場概況: 上海総合0.01%高で5日続伸、金融株上げ主導
2025/07/23 16:42:日経平均寄与度ランキング(大引け)〜日経平均は大幅に3日ぶり反発、ファーストリテやTDKが2銘柄で約278円分押し上げ
2025/07/23 16:35:日経VI:小幅に低下、政局の不透明感も意識
2025/07/23 16:34:東京為替:ドル・円は失速、下げは一服
2025/07/23 16:30:東証グロース市場250指数先物概況:日米関税交渉合意と石破首相退陣観測報道で反発
2025/07/23 16:27:日米関税合意で1年ぶりに41000円台回復【クロージング】
2025/07/23 16:14:日経平均は大幅反発、日米関税交渉の合意など受けて投資家心理改善
2025/07/23 16:00:マツダ、住友林、ヒトコムHDなど
2025/07/23 15:53:新興市場銘柄ダイジェスト:令和AHは大幅に反落、トランスGGがストップ高
2025/07/23 15:48:東証業種別ランキング:輸送用機器が上昇率トップ
|