|
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/03/18 17:25,
提供元: フィスコ
欧米為替見通し: ドル・円は下げ渋りか、米減速ならドル売りも政策決定を見極め
*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は下げ渋りか、米減速ならドル売りも政策決定を見極め
18日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想する。米経済指標で減速懸念が示されれば、ドル売り先行。ただ、明日の金融政策決定をにらみ、ドル売りは限定的となる見通し。また、ウクライナ停戦が前進すれば、円売りも見込まれる。
前日発表された米経済指標でNY連銀製造業景気指数は予想外に弱く、小売売上高は予想を下回った。それを受け製造業の景況感と個人消費の減退が嫌気され、米金利安・ドル安の展開に。一方、ウクライナ停戦の進捗を期待したユーロ買いが強まり、ユーロ・ドルは1.0920ドル台に、ドル・円は米株高を背景とした円売りで149円20銭台に浮上した。本日アジア市場は日経平均株価の強含みで円売りが先行し、149円台で堅調を強めた。
この後の海外市場は米国経済とウクライナ情勢が注視される。景気の不透明感が深まるなか、今晩の住宅関連指標で建設許可件数が予想通り低調なら金利安・ドル安の要因に。また、米トランプ政権の高関税政策の動向も引き続き突発的なドル売り要因になりやすい。ただ、本日から開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)をにらみ、過度な売りを抑制。一方、18日に予定される米ロ首脳の電話会談でウクライナ停戦が前進すれば円売りが主要通貨を押し上げる。
【今日の欧米市場の予定】
・19:00 ユーロ圏・1月貿易収支(12月:+155億ユーロ)
・19:00 独・3月ZEW景気期待指数(予想:48.3、2月:26.0)
・21:30 米・2月住宅着工件数(予想:131.1万件、1月:136.6万件)
・21:30 米・2月住宅建設許可件数:(予想:145万件、1月:147.3万件)
・21:30 加・2月消費者物価指数:(予想:前年比+2.2%、1月:+1.9%)
・22:15 米・2月鉱工業生産(予想:前月比+0.2%、1月:+0.5%)
《CS》
記事一覧
2025/03/19 19:25:欧州為替:ドル・円は小じっかり、ドル買い一服
2025/03/19 19:07:マクセル---Maxell EuropeとMicro-Sensys GmbHが次世代センサーへの全固体電池搭載で提携
2025/03/19 18:45:システムサポートホールディングス---BtoBモバイルWeb受発注システム「MOS」の新バージョン提供開始
2025/03/19 18:19:欧州為替:ドル・円は持ち直し、米金利の回復で
2025/03/19 18:15:日経平均テクニカル: 4日ぶり反落、「陰の大引け坊主」で上げ一服示唆
2025/03/19 18:00:19日の香港市場概況:ハンセン0.2%高で4日続伸、BYDは3.9%高で上場来高値
2025/03/19 17:53:ドル円今週の予想(3月17日)サンワード証券の陳氏
2025/03/19 17:32:メキシコペソ円今週の予想(3月17日) サンワード証券の陳氏
2025/03/19 17:25:欧米為替見通し: 「ドル・円は伸び悩みか、米利下げ慎重でドル買いも株安に警戒」
2025/03/19 17:21:東京為替:ドル・円は伸び悩み、午後は上昇分削る
2025/03/19 17:06:フィード・ワン---従業員持株会を通じた「特別奨励金スキーム」の導入
2025/03/19 16:47:19日の中国本土市場概況:上海総合0.1%安で4日ぶり反落、銀行株高で下値は限定
2025/03/19 16:41:植田総裁会見やFOMCの結果控え後場は持ち高調整に【クロージング】
2025/03/19 16:35:日経VI:低下、午後は日銀総裁の会見やFOMCへの警戒感も
2025/03/19 16:30:東証グロース市場250指数先物概況:材料乏しく小動き
2025/03/19 16:25:日経平均寄与度ランキング(大引け)〜日経平均は4日ぶり反落、アドバンテストやソフトバンクGが2銘柄で約141円分押し下げ
2025/03/19 16:23:東証グロ−ス指数は小幅に4日続伸、下値は堅いが午後は上値の重い展開
2025/03/19 16:12:東証業種別ランキング:卸売業が上昇率トップ
2025/03/19 16:10:東京為替:ドル・円は失速、米金利の低下で
2025/03/19 16:00:日経平均は4日ぶりに反落、FOMC前で積極的な買いは手控えられる格好に
|