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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/04/21 16:28, 提供元: フィスコ 住友ファーマ、アジュバン、大黒天など<4929> アジュバン 765 -61大幅反落。先週末に25年3月期の決算を発表、営業利益は1.3億円の黒字に転換しているものの、従来予想の1.6億円は下振れている。EC事業の売上拡大の遅れが背景となっているようだ。また、26年3月期は1.3億円と横ばい見通し。販促費や人件費など販管費の増加を見込んでいるもよう。収益急回復期待など背景に先週末にかけ上昇していたこともあり、今期の伸び悩み見通しをマイナス視する動きが先行。 <2411> ゲンダイAG 401 +8大幅続伸。先週末に25年3月期決算を発表。営業利益は4.2億円で前期比68.0%増となり、第3四半期決算時に上方修正した水準をやや上回った。また、26年3月期も5.5億円で同31.5%増と2ケタ成長が続く見通し。加えて、発行済み株式数の10.57%に当たる130万株、5.5億円を上限とする自社株買いの実施も発表。取得期間は26年3月19日まで。うち、60万株を本日の立会外取引で取得している。 <2461> ファンコミ 419 +14大幅続伸。中間決算期末の6月に、記念配当を実施すると発表。アフィリエイト広告サービス「A8.net」のサービス開始25周年を記念するとしている。中間期末配当は無配の計画であったが、記念配当金8円を実施。期末配当金19円は据え置くとしており、年間配当金は前期比8円増の27円となる。記念配当は一過性ともみられるが、今期配当金をベースとすれば、先週末終値でみると配当利回りは6.7%の水準となる。 <3083> スターシーズ 784 +38大幅続伸。先週末に25年2月期決算を発表、営業損益は2.8億円の赤字で前年同期比1.8億円の損益悪化に。既存店売上下振れなどで従来予想の0.2億円の黒字を下振れたが、第3四半期までの状況から下振れ自体は織り込み済みとみられる。一方、26年2月期は2億円の黒字に転じる見込み、ポジティブな反応につながったようだ。ライブコマースよるアンティーク販売など手掛けるMF6の子会社化効果などを想定している。 <6146> ディスコ 26640 -120反落。先週末には決算説明会が開催されており、一定の買い安心感にはつながっているようだ。HBM向け出荷見通しは、第1四半期は前四半期比増加を見込むとしている。また、ロジックも足元で引き合いは強く、SiC についても概ねボトム圏の状況といった見方がなされているもよう。ただ、円高進行や半導体規制への警戒感などから見送りムードに。。 <4506> 住友ファーマ 627 -81急落。京都大学iPS細胞研究所などが、iPS細胞を使ったパーキンソン病の治験で安全性と有効性を示唆する結果を得たことから、その協力企業である同社への期待感が高まり、先週末にかけて連日のストップ高、39%の株価上昇となった。本日は短期的な過熱感の高まりから、利益確定の動きが優勢になったようだ。製造販売承認の申請がまだ先であるほか、今後予想される米国の医薬品関税の影響懸念なども拭えないとみられる。 <2791> 大黒天 7940 +430大幅続伸。食品ディスカウントストアを展開しており、海外から原材料を輸入するPB商品が強みとなっている。そのため、足元での円高進行は収益面でポジティブに働くとの期待が高まっているもよう。加えて、足元での食品価格上昇、トランプ関税による先行きの景気減速懸念などを映して、消費者の節約志向が今後は強まっていくとの見方なども、株価上昇の一因となっているようだ。 <7269> スズキ 1607 -65.5前日比変わらずを挟んで6営業日振りに大幅反落。本日は売出株の受渡期日。売出株数は9570万9000株、オーバーアロットメントによる売出株数は1435万6300株、売出価格は1492円。直近では4月9日安値からリバウンドの動きとなっており、今後の需給改善を先取する動きも先行していたことで、短期的な需給悪化が顕在化する格好に。本日は円高で自動車株が軟調推移となっていることも、買い手控え要因に。 <9843> ニトリHD 17800 +500大幅続伸。為替市場でドル安・円高が進行しており、円高メリット銘柄として資金が向かう展開になっている。トランプ米大統領がパウエルFRB議長解任を検討などと伝わっており、ドルが主要通貨に対して全面安の状況となっているほか、今週には日米財務相会談が開催される見込みとなっており、円安是正に向けた協議が行われるとの見方などもドル安・円高を強める要因となっている。 <7271> 安永 535 +80ストップ高比例配分。先週末に25年3月期の業績上方修正を発表している。営業利益は従来予想の4.5億円から8億円、一転して前期比24.0%増益に引き上げ。大手電池メーカー向け電極活性化装置産機の売上計上、北米向けエンジン部品の売上振れなどが背景。第3四半期まで営業利益は半減ペースであったため、ポジティブサプライズが強まっているようだ。また、年間配当金も10円計画から13円に引き上げている。 《ST》 記事一覧 |