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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/07/15 08:34,
提供元: フィスコ
39500円処での底堅さが意識される
*08:34JST 39500円処での底堅さが意識される
15日の日本株市場は、こう着ながらも底堅さが意識される相場展開になりそうだ。14日の米国市場はNYダウが88ドル高、ナスダックは54ポイント高だった。トランプ米大統領は12日、欧州連合(EU)とメキシコに30%関税を通告したことで、関税策による経済やインフレへの影響が懸念され売りが先行した。ただし、トランプ大統領が関税を巡る協議にオープンだと言及し、交渉への期待から買い戻された。シカゴ日経225先物は大阪比105円高の39515円。円相場は1ドル=147円70銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まることになりそうだ。もっとも、トランプ関税に対する警戒感が根強いなか、前日の下げに対する買い戻しの動きが中心とみられ、リバウンド基調はそれほど強まらないだろう。ただし、トランプ大統領の発言に対する耐性がみられるほか、EUが米国への報復措置の発動を8月上旬まで延期し、交渉による解決を目指す方針を明らかにしたことで、売り仕掛け的な動きはなさそうである。
そのため、日経平均株価は39500円処での底堅さが意識されそうであり、押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。20日に参議院議員選挙の投開票日を控えて投資家の様子見姿勢が続き、上値追いの買いは期待しづらいだろう。物色は決算を手掛かりとした個別対応のほか、暗号資産(仮想通貨)関連やAI関連などの中小型株での短期的な値幅取り狙いの資金が集中しそうだ。
メタ・プラットフォームズは、ザッカーバーグCEOがAIを支えるために複数の大規模データセンターを建設中で第1弾が2026年にも稼働する計画を発表しており、AIやデータセンターに関連する銘柄への手掛かり材料になるだろう。そのほか、昨夕決算を発表したところでは、フロイント<6312>、ヤマザワ<9993>、エルテス<3967>、アレンザHD<3546>、mbs<1401>、PRTIMES<3922>、シーラHD<8887>、スタジオアリス<2305>、ハブ<3030>、扶桑電通<7505>、レイ<4317>などが注目される。
《AK》
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