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ゾーン 最終章
「特別な事は書かれてないが、大切な事が書かれている」と感じました。 また、私はスポーツをしていますが、ある一定の基準に達すると世界線は違えど「通じる道」があるのだな・・・と一人で納得しました。 今後も私の投機の成長と共に、常に心に携帯する一冊でした。 京都府 K様 37歳
『規律とトレーダー』『ゾーン 勝つ相場心理学入門』を読んだこともあったためか、とてもわかりやすかったです。 特にパソコンでのトレードしか知らず、相場が人と人との関わりと頭で理解しているつもりでしたが、わかっていなかったことが第5章でよくわかりました。良かったです。 京都府 M様 61歳
投資1年目ですが、早めにこの本の考え方に出会えて本当によかったです。 長野県 Y様 21歳
今年の春頃、コロナ禍で乱高下する相場に手を出し、自分の原則を破って咄嗟に切り返し、損失を取り返したものの、肝を冷やした私に、トレーダー仲間が、これを機に投資心理学を学んだ方がいいと言って、本書を薦めてくれました。 購入時は分厚い本書に尻込みしたものの、初心者にも分かりやすく、取引所の仕組みや注文の流れ、様々な市場参加者の属性に遡って丁寧に説明されており、あっという間に貪り読んでしまいました。 テクニカル分析の中身の説明はほとんどないのに、自分がトレード中に抱いてしまうであろうあらゆるパターンの邪念・妄念とそれを克服する方法がイメージできる良書でした。 投資手法に、テクニカル分析だけでなく、投資心理学も取り入れたいと思う経験者はもちろんですが、これからトレードを始めようとする方には、特にお薦めの一冊だと思いました。 (ブルベア大賞2020に寄せられたご感想) T.M様
心理を学ぶことは、投資の土台作りのようなもので、地味ですが、もっとも大切なことのように思います。 (ブルベア大賞2020に寄せられたご感想) O.K様
ダグラス氏が亡くなったと知らせが入ったのは2年前。非常に残念でとても悔やまれます。「規律とトレーダー」の原書、The Disciplined Traderを手にした1991年のことは今でも鮮明に覚えています。当時、一部の心理カウンセラーによってトレーダーにカウンセリングが提供されていました。それは、常に精神のバランスを保つことがトレードでの成功の鍵で答えだとされていました。当時のカウンセラーの多くはトレード経験がなく、トレーダーの心理状態を理解できているとは言えませんでした。30年近くが経過して、トレーダー心理はより科学的に検証され、多くの論文が発表されています。マークがこの分野をスタートさせたと言っても過言ではないでしょう。彼自身、「規律とトレーダー」を出版した頃、心理学の知識がなく、また本を書いた経験もなかったと記しています。だからこそ、トレーダーが抱える問題点をよりわかりやすく伝えることができたと思います。しかし、トレーダーにとっては理解できる内容でも、トレード経験がないとか、これからトレードを開始したいと考えている方にとっては全く理解されない本でした。 あれから多くのトレーダー心理についての書籍が発行されていますが、今回、「ゾーン最終章」で一番、印象に残ったのは第2部です。 ある証券会社からの誘いで高速自動売買を行っているトレーダーと面談しました。そのとき、基本的な取引の仕組みを知らないことに驚きました。今回、マークがあえて第2部でトレードの仕組みを解説しているのは、あまりに基本的で、多くのトレーダーは"すべての値動きの原動力に気づかない。“からです。30年の時が経って、より多くの情報が瞬時に入手できる環境になり、以前とは比べものにならないほどトレードが容易にできるようになりました。しかし、基本を知らないままトレードを続けるトレーダーがあまりに多いことにマークは危機感を感じていたのでしょう。 「ゾーン最終章」はそんなマークの思いがたくさんつまった遺作です。ポーラはおそらく多くのトレーダーと面談するうちに、マークをはじめとするトレード経験者と初心者との大きな差は基本知識とトレード目的にあると感じたのでしょう。それが、トレード日誌(ジャーナル)をつけることにあらわれています。ジャーナルは単に売買記録ではなく、トレーダーが感じたことを自由に書き残すことができ、そのトレーダーだけの特別なデータなのです。Evernoteをはじめとする多くのアプリケーションを使って記録を残すことができます。また、記録を検索、分析することが容易にできます。市場センチメントデータを多額な費用をかけて分析しているこの時代に、自分自身の分析にどれだけ時間をかけているのでしょうか。性格診断テストなどを用いて各自の性格を分析することも重要ですが、各自の性格がどのようにトレードをしているときに変化しているのか分析することが本来のトレード目的の達成に役立つと信じています。 余談になりますが、1990年代の初め、シンガポールで銀行ディーラーをしていた頃にシンガポール人でマークのカウンセリングを受けた若者に出合いました。彼の話は今も覚えています。この若者はマークがどのようにトレードしているのか聞いたそうです。当時、マークはニューラルネットワークのプログラムを使って、S&P500先物をディトレードしていたそうです。マークが実際にトレードしているところをこの若者は目にしたそうです。プログラムがデータを処理して、売買シグナルにそってトレードするマークをみたこの若者は何もマークから学べなかったと言っていました。この若者は全くトレード経験も知識もありませんでした。そもそも、この若者がトレードのカウンセリングをマークから受ける必要があったのか、未だに、何故です。 記:なりた・ひろゆき
ゾーンや規律とトレーダー(パンローリング)といったトレード心理についてかいたマーク・ダグラスの最後の著書です。 昔読んだゾーンは、けっこう文章がわかりづらい印象があったのですが、この本もやっぱりわかりづらさとくどさはあります(本の最初と最後のほうにあるマーク・ダグラスの妻の文章のほうがわかりやすいと思います。)。しかし、くどいということは、同じことを何度もいわれることによって、頭に入ってくるようになることであり、また、トレードに対してどのように向き合うかを説いているという点においても、一読の価値はあると思います。 ダグラスは、「プロは自分が正しいという確信を持ってトレードをすることはない。」と説いています。何のこっちゃ?と思う人は、この本を読んでみることをお勧めします。 また、ダグラスは、確率論に基づくメカニカルなトレードを推奨していますが、必ずしも裁量トレードを否定しているわけではありません。まずは、確率論に従ってトレードをするだけの規律があるかが大事であると説いているのです。それができて始めて裁量トレードをする資格があるということを述べています。確かに規律というのは、マーケットの魔術師シリーズでも何度も述べられているように、トレードをする上で非常に大事なことだと思います。 あと、トレード日誌をつける重要性についても述べています。もっとも重要なのは、トレードの最中に何を考えて実際にトレードを実行したのかのデータが蓄積されていくことであると述べています。確かに、自分のトレード日誌を何度も見直すことは大事だと思います。それによって、トレードの改善が図ることができればよいと思います。 500ページ以上ある長い本ですが、何度も読んで考え方を身につけたい本だと思いました。 (bblue 自営業兼投資家 40代 マーク・ダグラスの最後のメッセージを読めて感謝。この本で勝ち方が重要だということが書かれてます。 以前なら勝てば官軍と思い、看過するようなメッセージでしたが、自分が相場の流れに翻弄され、負けトレードが続く経験をしました。 自分のルールを厳守することで、小さな負けを経験するが、やがて見舞われる大きな災厄から身を守ることが出来ることをこの本を通じて知りました。
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